加藤のアウトプットブログ

日々の生活で学んだこと、本の解釈、感想など様々なことをアウトプットするブログです。コメント大歓迎です。オススメの本や映画などがあれば是非教えてください!

深い学びを支える学級はコーチングでつくる

この本はおもに子どもが主役の学級をどう作るかということについて書かれていました。 やはり1番大切なのは教師は環境を整えて信じて任せること。そしてそれをしっかり観てまた子どもと振り返りをして成長を見守っていくことだと思いました。

この中で特に印象に残ったことが二つあります。 一つ目は子どもが自ら考え動き出すクラスになっていくためには段階があるということです。 なんとなくはわかっていましたが、この本ではわかりやすく3つの段階に分けており、詳しく整理できました。 やはり、最初にどれだけ、自分たちでクラスを動かしていくと思わせられるかがとても大切だなと思いました。 その後も少しずつ手を離していき、子どもたちの力で振り返り、改善し、広げ、深めて行けるような環境づくりをしていかなければならないと思いました。

二つ目は指導が教師の都合になっていないかという部分です。 子どもの褒められたいという思いを利用して思い通りに動かそうとして褒めるのは本当に子どもの力になるのか。という部分にまさに今の自分のことを言われている気がしました。 その言葉は本当にすごいと思った言葉なのか、思い通りに動かそうとする思いが滲んでいないか。叱るときと同様それは本当に子どもの都合でできている指導なのか、まって、任せるよりも今の指導が本当に良かったのかを教師自身が常にリフレクションを繰り返していかないといけないと感じた。

これから目指したいクラスが少し見えてきた。 子どもはコントロールできない。できるのは自分のみ。 このことを常に心に刻んで自分の言動を見つめ直していきたい。f:id:noooobunoburogu:20210103222243j:plain