加藤のアウトプットブログ

日々の生活で学んだこと、本の解釈、感想など様々なことをアウトプットするブログです。コメント大歓迎です。オススメの本や映画などがあれば是非教えてください!

そこに遊びがある授業 安藤皓太

「遊びと学び」本来は重なる部分が多いものだが、学校教育では二項対立で語られがちな2つのものをどう共存させていくか。 小学校1年生という子どもにとって大きな転換点となる1年生に合った授業の作り方がとても参考になった。 1年生だから0から教えるので…

指名なし討論入門 三好真史

わかりやすく、あっという間に読めた。 最後の「指名なし討論はあくまで発表方法であり、目的ではない。」 この一文を忘れてはならないと思った。 まさに入門として始め方やコツが書かれているので、取り入れられそうな時、子どもの学びの効果をあげるために…

読書記録「窓際のトットちゃん」黒柳徹子

今の学校教育はトットちゃんのような子を取り残してしまっていないか。改めて、学校教育の在り方を改めて見つめ直すことができた一冊。 「きみは本当はいい子なんだよ」この言葉を今まで何人の子にかけることができてきたのか。 また、その言葉は本気でそう…

読書記録「他者と働く-わかりあえなさから始める組織論-」宇田川元一

対話のポイントとは「わたしとそれ」の関係から「わたしとあなた」の関係へと変わること。 「分かってくれるはず」「どうして分かってくれないんだ」「分かってくれないあいつが悪いんだ」ではなく、「あの人はどうして反対するのだろう」と相手の立場にたっ…

読書記録「蜜蜂と遠雷」 恩田陸

一文まとめ 個性豊かな人々がそれぞれの使命や葛藤、意義を抱えながら音楽に向き合う中でお互いに共鳴し合い成長していく話 ボリュームのある話だったが、視点人物の切り替えにより話がテンポ良く進んでいくのであっという間に読み終えてしまった。 音楽であ…

読書記録「リラックスと集中を一瞬で作るアイスブレイクベスト50」 青木将幸

一文まとめ アイスブレイクをするために1番大切なのは、やり方ではなく、在り方。 以下感想 様々な目的に合わせたアイスブレイクの方法が載っていて参考になった。 この本の中で印象に残ったのは、アイスブレイクはファシリーテーター次第ではアイスメイクに…

特別お題「わたしの2022年・2023年にやりたいこと」②

特別お題「わたしの2022年・2023年にやりたいこと」 前回わたしの2022年について書かせていただいたので、今回は自分の決意表明を兼ねて2023年にやりたいことを記録しておきます。 2023年の目標を漢字一文字で表すと、「整」です。 「整」とは、①ととのえる…

読書記録「国語授業言語活動アイデア42」 石川晋

一文まとめ「対話」があふれる言語活動、国語の授業を創り上げるにはまず、子どもが安心できる場がつくられ、対話の価値を教師がインストラクションし、子どもが理解することが大切で、そこから練習を重ねていくと子どもに身についていく。 以下感想 この本…

読書記録 「国語ファシリテーション」 石川晋・ちょんせいこ

一文要約協同的・協働的な学習な学習を効果的に行うためには、教師も子どもたちにもファシリテーションの技術が必要で、子どもたちが体験的に学びを深められるような授業デザイン、環境づくりをしていくことが大切。 以下感想 どうしても今まで自分が学んで…

読書記録「人はいかに学ぶか」 稲垣佳世子 波多野誼余夫

一文まとめ 人は決して、怠け者でも学習に対して消極的でもなく、本来は自発的に学ぶ優れた学習脳力を有しており、教育では受動的に教え込まれるのではなく、いかにその学習能力を引き出すかがとても大切。 以下感想 「人はいかに学ぶのか」人は常に学習する…

読書記録「生き心地の良い町」岡檀

一文要約自殺率が少ない街には、他の町とは異なるいきづらさを取り除く自殺予防因子が関係しており、それらの要因は人々が感じているしんどさを和らげ、生き心地のよさにつながるのではないか。 以下感想 自分は教師という仕事をさせてもらっているので、今…

読書記録「教師としてシンプルに生きる」若松俊介

教師としてシンプルに生きる。読みながら、「うんうん分かる」や「まさに今そうなんだよな」と思いながら読むことが出来た。 同じにしようとするから無理が生じる子どもを育てるのではなく子どもが育つ自分の軸を持って、情報を取捨選択する子どもを足し算で…

読書記録「『居場所』のある学級・学校づくり」ローリー・バロン バティー・キニー 山崎めぐみ 吉田新一郎訳 

一文要約子どもたちが自分の実力を存分に発揮するためには「居場所」があるという感覚を持てることが大切で、そのために教師は居場所感覚を高められるような学級経営をすることが大切。 以下感想 まず、この本を読んで感じたことは、教師がやるべきことは全…

読書記録「翼をください下」 原田マハ

一文まとめ 航空カメラマンである山じゅんが「ニッポン」日本屈指のパイロットたち、そして、世界一の女性パイロットと絆を深めながら、世界一周に挑む話。 以下感想この本は上下巻に分かれているが、下巻は、上巻でそれぞれの視点人物として描かれていた二…

読書記録「教室マルトリートメント」 川上康則

一文要約教師の言動が子どもの健全な発達を阻害してしまっている可能性があるため、教師自身が子どもに寄り添い、子どもも大人も笑顔で温かい教室を作っていくことが大切。 以下感想 この本を読んで自分のことを指摘されているのかと思う内容がとても多かっ…

読書記録「やさしくわかる!愛着障害」 米澤好史

一文要約 愛着障害は親の責任ではなく、相性の問題であり、年齢に関係なく、キーパーソンを設定し、安心基地・安全基地・探索基地と段階を追って、愛着を形成していくことで愛情の器を構成することができ、愛着の問題に寄り添いながら支援をしていくことがで…

特別お題「わたしの2022年・2023年にやりたいこと」①「2022年を2022年を漢字一文字で表すと」

特別お題「わたしの2022年・2023年にやりたいこと」 今自分が感じていることを記録として残すために文章に残そうと思い今回の文章を書いた。 まず、わたしの2022年を漢字一文字で表すと 「楽」だ。 この「楽」という字の意味を調べてみると [名・形動]1 …

読書記録「算数教科書のわかる教え方1・2年」樋口万太郎

一文要約ICTを活用して教えること、教科書がわかるように教えることが目的ではなく、教師自身が教材研究によって教科の本質を理解し、ICTや教科書の活用などの手段を使って算数という教科の本質を子どもたちが学べるようにすることが目的。 以下感想毎日授業…

読書記録「翼をください」原田マハ

一文要約飛行機.空.世界一周という同じロマンに魅せられた人々がそれぞれの立場、葛藤の中チャレンジしていく話。 感想まだ、上巻なのでそれぞれ別の話が並行して進んでいるが、下巻でどう交わるのか、どうまとまるのかが楽しみ。また、それぞれ別の話とし…

読書記録「説明の技術」土居正博

一文要約教師が説明力を磨くことで子どもの力をさらに引き出すことができ、それがひいては子どもの説明力向上につながる。 以下感想 「説明とは」というところに光を当てて、説明の意義、役割から丁寧に説明してくれていた。題名にもあるとおり説明は技術で…

奈須先生の研修を受けて

奈須先生の研修を受けて学んだこと 学んだこと コンテンツベースからコンピテンシーベースへ コンテンツベースのような一つのことを一対一対応で当てはめていくのではなく、学んだ知識を統合し、その知識を働かせて、さまざまな問題解決ができる力をつけるコ…

田中博史先生のzoom講座を終えて

昨日は田中先生のzoom講座に参加しました! やはり、先生方の熱意がすごい! 始業式前にとてもエネルギーをもらいました。 この講座で特に印象に残ったことが二つあります。 まず、一つ目はつまずいている子どもがどこまで、出来ていて、どこでつまずいてい…

深い学びを支える学級はコーチングでつくる

この本はおもに子どもが主役の学級をどう作るかということについて書かれていました。 やはり1番大切なのは教師は環境を整えて信じて任せること。そしてそれをしっかり観てまた子どもと振り返りをして成長を見守っていくことだと思いました。 この中で特に印…

読んで分かるリフレクション

この本はいわせ先生の振り返りを中川先生が返事を返すというやり取りで進められていきます。 この1ヶ月リフレクションをテーマにやってきたのでぴったりだと思い、読み始めました。 感想はクラスの自立という目標に向けて、子どもたちと共に歩んでいくことは…

図解版さる先生の全部やろうはバカやろう

今回はTwitterなどで話題のさる先生の「全部やろうはバカやろう」を読んだので共有しておきます。 この本を読んで一番感じたのはなぜ早く時短なのかということです。 それは楽をしたいからではなく、最終的に子どもにプラスの影響を与えるからだとわかりまし…

一人ひとりが聞く子どもに育つ教室の作り方

今回も本の内容のまとめと感想です。 意図せず時間に余裕ができたのでこの2週間は来年度に向けて少しでも引き出しを増やして子どもの笑顔を引き出せるようにしていきたいと考えています。 学びを得たことはこれからもどんどんアウトプットしていきます! 今…

やり抜く人の9つの習慣

今回の本はとてもわかりやすくまとめられていました。 やり抜く人の9つの習慣 1.目標に具体性を与える 数値にしたりして、達成した姿が詳細にイメージできるようにする。 メンタルコントラスト 目標を達成した時のことを詳細にイメージし、そこに至るまでの…

関西学院初等部の学校公開

関西学院初等部の学校公開に行ってきました! 今回、二つの授業を見ましたが、共通していたのは子どもの熱量で授業を進めるということです。 これは行き当たりばったりで授業をするという意味ではなく、綿密な準備、計画をたて可能な限り子どもの反応を予測…

全員を聞く子どもにする教室の作り方

もうじき一年が終わろうとしていますが、「聞く」ということの難しさを痛感している時にこの本に出会いました! 結論から言うと読んでよかった。これから実践していきたいことがたくさんありました。筆者の多賀さんの本をもっと読んでみたいと思いました。 …

その一言で授業が子どもが変わる算数7つの決めゼリフ

この本は樋口万太郎先生が書かれた本で、実際の授業場面を想定してあなたならどう言いますか?という問題形式なので、考えながら読むことができ、とてもおもしろかったです。 書かれていたことをまとめておきます。 算数7つの決め台詞 1.理論編 「は、か、せ…