読書記録「他者と働く-わかりあえなさから始める組織論-」宇田川元一
対話のポイントとは「わたしとそれ」の関係から「わたしとあなた」の関係へと変わること。
「分かってくれるはず」「どうして分かってくれないんだ」「分かってくれないあいつが悪いんだ」ではなく、「あの人はどうして反対するのだろう」と相手の立場にたって考える。 まず、自分のナラティブを脇に置き、相手のナラティブにたって考える。 そうすることで相手と自分の溝に気づく。 溝が見えたら、どうすれば自分のナラティブから相手のナラティブに橋をかけることができるかを考え、実行する。
「全ての行動はその人にとっての善である。」ということにつながるなと感じた。
匿名で手軽に全世界とコミュニケーションをとることができるようになった現代だからこそ、より一層大切にしていきたい考え方だった。
全ての人々と上下ではなく対等の「あなた」として関係を築いていきたい。