加藤のアウトプットブログ

日々の生活で学んだこと、本の解釈、感想など様々なことをアウトプットするブログです。コメント大歓迎です。オススメの本や映画などがあれば是非教えてください!

読書記録 「国語ファシリテーション」 石川晋・ちょんせいこ

一文要約
協同的・協働的な学習な学習を効果的に行うためには、教師も子どもたちにもファシリテーションの技術が必要で、子どもたちが体験的に学びを深められるような授業デザイン、環境づくりをしていくことが大切。


以下感想


どうしても今まで自分が学んできた、経験してきた授業の枠の中で授業を構想してきたが、子どもたちが体験的に学びを深めるためには、もっと子どもたちが動ける・体験できる枠組みを作ることが大切だと感じた。

体験させればいいという考え方で体験型学習の継ぎはぎになってしまわないためには、確かな教材研究・教材理解と単元デザイン力、そして場を構成するファシリテーション能力が必要になってくる。

たくさんの手法が紹介されており、今すぐにでも試したいことがたくさんあるが、ここで、一度立ち止まり、
「どうしてその活動をするのかな?」
「その活動でどういう力を子どもたちにつけてほしいのかな?」
「そのために教師はどういう立ち位置でどういう振る舞いをすることが必要かな?」
「そもそも単元で付けたい力がその活動で着くのかな?」
ということをしっかり自問自答し、活動のパッチワークにならないように単元をデザインしていきたい。

これから授業を構成していく上で環境デザインやカリキュラムデザインの視点を新たに持って授業づくりを行いたい。

自分の場合は「まだ、まず知る」という段階なのでどんどん引き出しを増やして、目の前の子どもたちに合う活動を子どもたちと一緒に創り上げられるようにまずは自分が学びたい。